結局どっちが良いの!? サイクロン式掃除機と紙パック式掃除機 徹底比較

LIVING

2017.07.24
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最近の掃除機のトレンドと言えば、パワーが落ちないサイクロン式掃除機。 テレビでも盛んにCMが流れ、各社いろいろなサイクロン式掃除機を販売しています。一方、紙パック式掃除機がダメなのかというと、そういうわけでもありません。サイクロン式、紙パック式とも、それぞれに特徴があり、掃除の仕方によって選ぶべき掃除機は違ってきます。流行だけではなく、どんな特徴を持っているのか、じっくりと見てみましょう。

紙パックが要らないことはメリットかデメリットか

サイクロン式掃除機の最大の特徴とも言えるのは、紙パックが要らないという点。そこから、生まれるメリットは次の通りです。

サイクロン式掃除機のメリット

  • 紙パックを交換する必要がないから経済的
  • ごみと空気の流れが別になるため、掃除を続けても吸引力が落ちにくい
  • 紙パックをフィルター代わりに使わないため、掃除機から出てくる排気がとてもきれい

これだけ見ると、サイクロン式掃除機には良いことずくめのようですが、実はデメリットもあるんです。

サイクロン式掃除機のデメリット

  • きれいな空気を流すためにフィルターでろ過をするので、フィルターをこまめに掃除する必要がある
  • 吸引力は「変化しない」だけでありサイクロン式の方が吸引力が強いわけではない。むしろ、もとの吸引力自体は紙パックよりも低いことも
  • 本体の値段は紙パック式と比べて高いケースがある
  • ごみを捨てる際にほこりが舞い散りやすい

紙パック式掃除機のメリット

  • 紙パックを捨てるだけで、お手入れが簡単
  • コンパクトなボディー
  • 紙パックにごみが溜まっていなければ、吸引力は強い
  • 本体の価格が比較的安い

紙パック式掃除機のデメリット

  • 排気口からごみのにおいがする。ただし、最近では消臭効果のある紙パックも
  • 紙パックの交換が必要

ライフスタイルに応じて掃除機を選ぼう

それぞれ、メリット・デメリットのあるサイクロン式・紙パック式の掃除機。ペットを飼っているなど室内に汚れが溜まりやすく、こまめに掃除をしている人なら、サイクロン式掃除機のほうが一定のパワーを確保できます。また、紙パックのコストの面からもメリットを受けられるでしょう。逆に、掃除の頻度も少なく、あまり掃除機を使わないのであれば本体価格の高いサイクロン式の掃除機はもったいないかもしれません。それぞれのメリット・デメリットを把握し、自分のライフスタイルに合った最適な掃除機を選ぶようにしましょう。

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