知られざるお酢の力!お酢の効果効能を紹介!

BEAUTY & HEALTHY

2020.11.27
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最古の発酵調味料ともいわれているお酢。雑誌やTVなどのメディアに取り上げられたり、お酢専門店ができるくらい、体にいい!美容にいい!とよく聞きます。いろいろな面で最強なお酢だけに、具体的な効果はよくわからない人も多いのでは!?あらためて、お酢の効果・効能と、冬にぴったりのおすすめのホットビネガーのレシピも紹介します!

お酢が使われ始めたのは7000年以上前!

お酢は最古の調味料

お肉や魚、野菜などの素材を選ばずさまざまな料理に使われるお酢。和洋中で活躍する調味料です。その歴史は古く、紀元前5000年頃から人々に親しまれおり、現在では穀物や果実を原料とした醸造酢や化学的に製造した合成酢など全世界で合わせて4000種類があると言われています。健康にいいと聞くことも多いお酢ですが、具体的に私たちの体にどのような効果をもたらすのでしょうか。

 

お酢の代表的な効果・効能

お酢には、なんと100種類以上もの成分が含まれており、私たちの体にいろいろな嬉しい効果をもたらしてくれます。古くから活用されてきて、東洋医学的にも、自律神経を正常に保ったり、ストレスの緩和に役立つと言われています。今回は、お酢の代表的な効能を紹介します。

腸内環境の改善

1. 腸内環境の改善
酢に含まれている「グルコン酸」は、腸内の善玉菌が増やし、腸の働きを活発にしてくれます。また、酢には抗菌作用があり、腸内の悪玉菌を抑制して腸内環境が改善されます。腸内環境が整うと、活性酸素の発生が抑制され、疲れにくい体になります。原液ではなく、薄めた酢でも十分に効果があります。また、胃液の分泌を促し消化酵素の作用を活発にする働きがあり、胃もたれや消化不良を防止する効能も望めます。

2. 美肌効果
お酢には、肌荒れの原因となる過酸化脂質の上昇を抑え、肌を健康な状態に保つ働きがあります。また、ビタミンCの吸収を高める働きがあり、シミやそばかすの予防にも効果的です。上で述べた腸内環境の改善にもつながり、老廃物が外に出されることも、美肌効果の理由のひとつです。

ダイエット効果

3. ダイエット効果
お酢にはエネルギー代謝が高まるクエン酸や脂肪の分解を促進するアミノ酸なども豊富に含まれています。運動をする30分~1時間前に酢を摂取すると効率がいいと言われています。また最近では、お酢を毎日摂ることで内臓脂肪を減少したり、高めの血圧や血糖値上昇の緩和する働きがあることもわかってきました。 脂肪を分解しやすくするお酢はダイエットの強い味方になります。

 

「体が柔らかくなる」は本当?

「お酢を飲めば体が柔らかくなる」という説を聞いたことがある人が多いのでは!?実は、医学的には、証明されていません。肉料理の際、お酢は肉を柔らかくする働きがあるため、このような説がうまれたのかもしれませんね。
体が柔らかくなるわけではないものの、お酢には血管を拡張し血行を改善する効果もあるので、「筋肉のこりを和らげる」ことにつながるといえるでしょう。疲労回復や自然治癒力も高めてくれるお酢。お酢は、最強調味料説もあながち間違いではなく、さまざまな可能性を秘めている調味料です。

 

どれくらいお酢を飲むのがよいの?

お酢は、食べて摂取するよりも飲む方が成分を効果的に取り入れることができます。オススメのタイミングは食後。クエン酸やアミノ酸が効果的に働くためです。
1日に摂取すると良いとされている目安量は大さじ1~2杯(15cc~30cc)。一度に大量に飲むと胃や食道が荒れてしまい逆効果になることもあります。小さじ1杯~2杯(5~10㏄)くらいを分けて飲むといいでしょう。
ただ、お酢は原液ではなかなか飲みづらいもの。そこで食後にも楽しめる、この時期にオススメのホットビネガーのレシピをご紹介します。

体がポカポカ!ホットビネガー

ホットビネガー

【材料】
リンゴ(すりおろす):一切れ分
生姜(すりおろす):少々
湯(または温めたりんごジュース):150cc
黒酢:小さじ1
黒砂糖:小さじ2
シナモンスティック:1本
※なくてもOK

◇作り方
1.コップにリンゴ、生姜を入れ軽く混ぜる
2.お酢・黒糖を加えてお湯を注ぐ
3.シナモンスティックを添えてできあがり。

普段の料理でお酢を意識して使ったり、市販のお酢が入ったドリンクを飲むなど工夫して、自分ならではのお酢の楽しみ方を見つけましょう。

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