エアコンの風がカビ臭い!簡単対処法

LIVING

2021.02.12
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久しぶりにエアコンをつけるとカビ臭い!?掃除をする時間はないからといって、エアコンをつけないで過ごすのには、寒すぎる…もしくは、暑すぎる…
嫌な臭いをすぐにでも解決したい!臭いの原因と一時的な解決方法、予防法を解説します。

エアコンの臭いの原因

エアコンの臭いは、エアコンの吹き出し口や内部の汚れと、さらにその汚れに繁殖したカビが、主な原因です。

エアコンの仕組みは、室内の空気を吸い込み、その空気を冷やして(温めて)室内に戻しています。エアコンは、空気を吸い込む際に、ホコリを一緒に吸い込むため、使用すればするほど汚れがまっていきます。特に、冷房・除湿の運転時は、エアコン内部の湿度が高くなるため、カビが繁殖しやすい状態になっています。さらに、フィルターに付着した埃は、カビの栄養源になり、増殖していきます。

また、人の汗、タバコの煙、化粧品、食品などが考えられ、普段の生活では気にならない臭いを空気と一緒に吸い込み、いろいろな臭いが凝縮されることで嫌な臭いとなる場合があります。

今すぐ簡単に、臭いを解決できる方法 ~冬~

エアコン冬

部屋の窓を開けて、最高温度(目安は30度)で暖房を運転。
エアコンの内部のカビを減らすことができます。暖房をつけるとエアコン内部は乾燥かつ高温となるため、カビを死滅させることができます。完全にエアコンのカビを排出することは難しいですが、臭いが軽減します。

今すぐ簡単に、臭いを解決できる方法 ~夏~

エアコン夏

部屋の窓を開けて最低温度(推奨は16度)で1時間運転。この方法は、エアコンのメーカーでも推奨している方法になります。

原理は、低い温度で冷房運転することで熱交換器やエアコン内部に付着しているにおい成分が結露水に溶け込み、1時間運転することで洗い流さて、臭いが軽減される仕組みです。また、空気中に漂う臭いも、換気することで室外に排出されていきます。
ただ、冷房運転後にはエアコン内部に結露水が付着したままなので、そのまま放置するとカビが発生しやすくなるので、内部クリーン運転機能がある場合には、しっかり使用するようにしましょう。

絶対やってはいけないエアコンの臭い対策

消衣服や空間の消臭に効果のある消臭スプレーの使用はNGです!
消臭スプレーの成分がエアコンのファン等に付着すると、臭いの原因になります。

エアコンの掃除用スプレーの使用には要注意!

エアコンの掃除用スプレーは、カビの臭いを消臭してくれる効果があります。大まかに分けると4種類あります。

1.フィンクリーナー
2.ファンクリーナー
3.フィルタークリーナー
4.ドレンホースクリーナー

フィンクリーナーとファンクリーナーは、全ての汚れを除去することは難しく、残ったホコリや汚れが目詰まりの原因になる可能性があります。また、内部の部品がサビたり、誤った使い方で火災につながる場合もあり、説明書に記された使用法をよく読んでから使用してください。

根本的な解決はプロのエアコンクリーニング
がおすすめ!

エアコン夏

ある程度の臭いは、上記方法で改善は見られますが根本的な解決にはなりません。1週間くらい経って、再度臭いがしてくる場合、エアコン内部の掃除が必要なサインです。

フィルターやカバーなどは自分で掃除をすることができますが、内部まで、徹底的に洗浄してもらうには、プロに任せないとできません。使用頻度にもよりますが、2年に1度、プロにエアコンクリーニングをお願いすることをお勧めします。

汚れがたまると、故障の原因になったり、光熱費が高くなったりする原因にもなります。定期的なエアコンクリーニングを行いましょう。

◆

エアコンの内部までは、専用の器具・専門知識がないと、自分で実施することは難しいです。プロに任せて一度キレイにしてもらうと、快適に過ごせます!

東急ベル ハウスクリーニング

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