自分でできる!換気扇・レンジフードを大掃除!

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2020.12.08
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換気扇・レンジフードは油汚れとホコリが溜まりやすく、掃除が大変・・・ついつい後まわしにしがち。しかし、油汚れをそのままにすると故障や換気力低下の原因になります。プロが、換気扇とレンジフードの掃除方法を分かりやすく解説します。

換気扇(レンジフード)の掃除頻度

換気扇の掃除頻度は3か月に1回が理想。最低でも半年に1回はお掃除をしてください。
換気扇は、空気を入れ替えるための道具です。特に、キッチンの換気扇は、料理中に使用することがほとんど。料理に使う油は蒸発してフィルターにつき、空気中で冷やされてもとの液体の油に戻り、それが、ベトベトとした油汚れになります。さらに、油汚れに空気中のホコリがつき、汚れが溜まっていきます。油汚れやホコリが溜まれば溜まるほど、取り除くのが大変です。そうなる前に、掃除をするのがおすすめです。

換気扇(レンジフード)の掃除の道具と事前準備

換気扇(レンジフード)の掃除の仕方

[ 準備するもの ]
・キッチン用アルカリ洗剤
・ゴム手袋
・雑巾/使い古しのタオルや布(キッチンペーパーでも可)
・スポンジ

[ あると便利なもの ]
・歯ブラシ(細かい汚れを落とす際に便利!)
・バケツ/ゴミ袋(つけ置き洗い用)
・ゴミ袋/新聞紙(換気扇周りの養生用)

“油汚れ用“と記載のあるアルカリ性の洗剤を使います。アルカリ性洗剤は強い洗剤なので、ゴム手袋を使用していください。また、油汚れだけでなく塗装まで一緒に剥がしてしまうこともあるので、塗装してあるフィルター等のパーツは、まずは中性の食器洗い用洗剤で洗ってください。汚れが落ちないようであれば、アルカリ性の洗剤を注意して使ってください。つけ置き洗いは厳禁です。

[ 掃除の前の準備 ]
掃除中にファンが動かないように電源を切り、念のため、電源プラグを抜くと安心です。電源プラグは、換気扇の種類や機器ごとに位置が違い、わからない時にブレーカーを落とす場合もありますが、冷蔵庫等の電源も落ちてしまうので、要注意です。
また、換気扇の汚れが酷い時は、ガスコンロ、壁、床を汚さないように養生してください。新聞紙やごみ袋を使うと便利です。

換気扇(レンジフード)の掃除の仕方

換気扇(レンジフード)の掃除の仕方

[ レンジフードを拭く ]
レンジフードがついている換気扇は、アルカリ性洗剤を直接吹きかけ、雑巾でふき取ります。

[ 換気扇のパーツを外す ]
まずフィルターを取り外します。
換気扇によって、フィルターの取り外し方は異なります。取り外し方法は、取扱説明書に従ってください。最近主流のレンジフードタイプは、本体に取り外し方が記載されているシールが貼ってあることがあります。

レンジフードタイプは、レンジフード内のシロッコファンも取り外します。
ネジで留めてあるので、ドライバーなどを使って外します。注意するのは、外すのは簡単にできますが、元に戻す時に、どこをネジで留めていたのか、どの部品がどの向きで入っていたのか、わからなくなってしまうこともあります。初めて、または久々に掃除をする場合は、スマホで撮影しておくと良いです。

[ 洗剤でつけ置き洗い ]
定期的に掃除をしている方は、アルカリ性洗剤をスプレーして15分程度、放置します。
汚れが溜まっている場合は、バケツまたはゴミ袋等にお湯を張り、アルカリ性洗剤をいれて、30~60分程度放置して、油を分解させます。

バケツや袋に入らない大型のパーツは、洗剤を浸したキッチンペーパーで覆います。

[ 汚れを落とす ]
スポンジ、歯ブラシを使って、汚れを落としていきます。
汚れが落ちたら、お湯でよく洗い流します。
塗装してあるフィルターは、アルカリ性洗剤を使うと塗装が剥がれてしまうので、中性の食器洗い用洗剤を使います。お湯を全体にかけて汚れを柔らかくし、スポンジでやさしく汚れを落としていきます。

[ 換気扇に取り付ける ]
洗い流したら、水気を拭き取りよく乾かした後、レンジフード(換気扇)に取り付けます。

プロの換気扇(レンジフード)クリーニング

換気扇(レンジフード)の掃除の仕方

レンジフードは自分でも掃除できますが、時間がかかってしまいます。また、ファンで手を切ったり、レンジフードを壊してしまったりすることもあります。
なかなか時間が取れない方や、自分で掃除するのに不安がある人は、レンジフードのまわり、フィルターだけなどできる範囲で掃除をして、内部の掃除はプロに任せるのも一つの手段です。

1年以上、掃除をしておらず、内部にこびりついた油汚れがある場合や、自分では汚れを取り切れない場合は、プロに任せることをおすすめします。ファンやフィルターなどのパーツはもちろん、換気扇本体の奥まで洗浄でき、蓄積した汚れを取り除くことができます。

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キッチンの掃除で一番大変なのがレンジフードという方も多いのではないでしょうか。プロに任せて一度キレイにしてもらい、その後、自分で、定期的にこまめに掃除をしていくと大掃除の時にも楽になります。

東急ベル ハウスクリーニング

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