届ける・つなげる…リノベでつくる「室内窓」

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2020.11.18
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リノベーションのご相談の中でも多い、「暗いリビングを明るくしたい」「照明に頼らず、お日様の光を浴びて暮らしたい」などの「採光」のお悩み。そんな方におススメなのが、「室内窓」や「ガラス戸」です。室内に窓を設けると、暗い空間に光を届けられるだけでなく、壁として仕切ってしまうよりも開放感のある空間に。「室内窓」や「ガラス戸」をうまく使った事例を、ご紹介します!

玄関土間を通して居室に光を届ける

玄関土間

最初にご紹介するのは玄関土間に大容量の収納を設けたマンションの事例です。もともと居室だったスペースの一部を、玄関土間に取り込みました。居室と玄関土間の間仕切り壁には、お施主様こだわりの室内窓を設置。外廊下からの光が、玄関横の書斎に優しく届きます。

書斎や寝室など、静かで落ちついた環境が欲しいけれど、全部壁で隔ててしまうのは閉塞感がある、ほどよく光を取り入れたいという場合におすすめです。

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一面採光の間取りでも家中に光を届ける

一面採光

リノベーションするにあたり、施主様が一番重視されていたという「明るさ」。 南北に細長いリビングの奥まで光が届かず、昼間でも照明をつけていたそう。個室や玄関に窓がなく暗いのがお悩みでした。リビング入口のドアを半透明のガラスに。玄関の向きも変えて、バルコニーからの光がガラス戸を通して、まっすぐ玄関まで届くように。バルコニー側の個室をリビングに取り込んだので、開口部も広がり、よりたっぷりと光が届くようになりました。

一面採光

さらにリビング上部には、室内窓を設置。窓のないトイレと洗面室にも、光が届く工夫をしています。部屋のあらゆる場所に光の通り道ができ、家中が明るくなりました。

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階段室に光を届ける

階段室に光
階段室に光

周りの建物に囲まれた環境に建っていたため、明るい2階にLDKを配置しました。隣の建物と接していない位置に窓を設けて、2階の採光を確保。窓のない階段室には、大きな室内窓をつくり、階段や1階の廊下まで光が届くように。室内窓は、リビングのアクセントにもなっています。

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階段室から光を届ける

階段室から光
階段室から光

こちらも住宅密集地の戸建てです。
縦に長い間取りのリビングダイニング。壁の一部をガラスにして、階段の窓からもリビングに光が入り込むように。LDK全体が明るい空間に生まれ変わりました。
全部を壁で隔ててしまうのではなく一部をガラスにすることで階段室まで視線が抜けて、リビングがより広く感じられるものもポイントです。

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子どもを見守る室内窓

子どもを見守る室内窓

読書が好きでたくさん本をお持ちだったご夫婦。和室だったお部屋を、作りつけの本棚を設けた図書コーナーに。畳敷きの図書コーナーではお子さんが絵本を読んだり、お昼寝をしたりしているそうです。その姿を室内窓越しにお隣のキッチンから見守ることができて、とても安心です。

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家族をつなげる室内窓

家族をつなげる室内窓
家族をつなげる室内窓

続いては、ふたりの元気なお子さんがいるお住まいです。リビングの一部を室内窓つきの子ども室に。大きな室内窓で、キッチン・リビングからお子さんの様子を見守ることができます。子ども室にはリビング側と廊下側、2つの入り口を。中央をベッドで仕切れば、それぞれの個室がつくれます。お子様の成長に合わせて可変する、将来を見据えたプランです。

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オンとオフをつなげる室内窓

オンとオフをつなげる室内窓
オンとオフをつなげる室内窓

1階に広々としたLDKをつくり、その一角にガラス戸で仕切って奥さまのアトリエスペース。
戸を閉めても視線が抜けるため、開放感はそのままに落ち着いて仕事に集中できます。リビングの空調が届くように、仕切りや建具を天井まで塞がない高さにしました。時には、リビングで家族とコーヒーを飲みながらリフレッシュしつつ、快適にお仕事を進められそうですね。

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室内窓が気になったら、ぜひココに

室内窓が気になる方に
室内窓が気になる方に

最後にスタイル工房横浜店の室内窓をご紹介。奥にある打ち合わせスペースの仕切りになっています。
ガラスは一番下の段のみ、型ガラスに。ショールーム側から打ち合わせスペースの様子が見えるのを柔らかくさえぎってくれます。ガラスの種類によって光の入り方や視線の通り方も違います。実際に見ていただいて、リノベーションの参考にしてみてください。

それぞれの立地、周囲の状況や部屋の向き等で変わってきます。それぞれの暮らし方やかなえたい暮らしに合わせてプロがご提案します。

執筆者

株式会社スタイル工房

東急ベルのリフォーム

 

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