健康的に肉が食べたい!「ラム」を堪能できる店 〜東急線沿線編〜
FOOD & GOURMET
2018.05.01お肉だけど罪悪感の少ないヘルシー食材としてかねてから注目されているラム肉。近年、男女問わず健康志向の方から改めて支持されています。でも、「ラム肉ってにおいが気になる」という方、ご安心ください!そんな方のために今回は、くさみが少なくなるように、上手に調理しているおすすめラム料理店を編集部がピックアップ。3店をご紹介します!
ラム肉はなぜ「ヘルシー」なの?
ラム肉がヘルシーとされるのは、脂が体内に溶ける温度である「融点」が44度と高いことにあります。私たちの体温は36度前後なので、食べても体内で脂は溶けずに、吸収されることなく体外に排泄されるからなのです。
また、アミノ酸の一種「カルニチン」が含まれているのも特徴。このカルチニンは脂肪を燃焼させるはたらきがあるので胃もたれしにくいのです。
それでは早速、ラムを堪能できるオススメのお店を紹介していきますね!
ブームの火付役になった専門店 in中目黒
まず最初にご紹介するのは、「中目黒ひつじ 目黒川店」。実は約10年前のジンギスカンブームの火付け役となったのがこのお店の本店といわれているほど、ジンギスカン店の中でも知られたお店なのです。
「中目黒ひつじ 目黒川店」は2017年9月にオープンした
本店のオープンは2004年。当時の中目黒は、ジンギスカンのお店はもちろん、今ほど飲食店はなかったといいます。
しかしオープンから1〜2年の間にジンギスカンがブームに。都内だけで50〜100店舗ほどのお店ができていくほどの勢いだったそうです。
同店は系列店の中でも新しくできたお店。中はおしゃれな洋食店といった感じで清潔感があります。
6〜7割は女性客で、特に30〜40代のOLが多いです。一人で来店する客も少なくないそうです。
注文すると、各テーブルに七輪が設置されます。好みの焼き加減で味わえるのが嬉しいですよね。
焼肉店とは思えないほどきれいな店内
看板メニューは「ジンギスカン(野菜付)」(1,000円)。「仔羊の極上ラムロース」(1,100円)や「切り落としラムすじ」(480円)もイチオシです。焼き加減は、ミディアムレアがおすすめだそう。
仕事帰りに立ち寄るもよし、女子会でワイワイ楽しむもよしですね。そのときにはぜひ一緒に「生ビール」(550円)や「ハイボール」(500円)も!
同店で提供する「ジンギスカン(野菜付)」
さて、同店では、羊肉のくさみを軽減する工夫として、さばいてから各店に配送するまでの時間が短くなるようにしています。
さばいた後に時間がたつほど、くさみが強くなります。そこで同店では、「頭」単位で仕入れ、同店の加工所兼キッチンでさばいてから各店に配送するという体制にすることで、くさみを軽減しているそうです。
羊肉には1歳未満のラムと、2歳〜7歳マトンとがあります。同店で使っているのは主にマトン。マトンはラムより体が成熟している分、栄養価が高く、ラムには含まれていない成分があるそう。味もラムより旨味が感じられます。
店主の新井剛さんは「料理は比較的早く提供しているのでお待たせせずに食べられます。BBQのような感覚で肉が焼けるので、好みの焼き方で楽しんでほしいです」と話します。ラム肉のにおいが苦手と思っている人は、同店で食べると印象ががらりと変わるかも!
<店舗情報>
「中目黒ひつじ 目黒川店」
住所: | 東京都目黒区青葉台1-17-5 |
---|---|
電話番号: | 070-1403-2255 |
営業時間: | [月~金] 18:00~24:00(L.O.23:30)、 [土・日・祝] 12:00~24:00(L.O.23:30) |
定休日: | なし |
アクセス: | 中目黒駅から徒歩5分 |
和食店が提供するラムチョップ in渋谷
閑静で落ち着いた渋谷区鉢山町にある
続いてご紹介するのは、渋谷にある「なかふく」。創作和食店として2013年にオープンしたお店ですが、ここではなんとラム肉料理を提供しているのです。
渋谷駅から徒歩10分、駅周辺の雑踏からは想像できないほど閑静な場所にあります。
店内には、カウンター8席が用意されている
店内もとても落ち着いていて、この雰囲気を求めに女性一人客もやってくることもあるそう。リピーターの方も多いそうです。
店内に入ると、まさに「和食店」なカウンターが目に飛び込んできます。実は以前ここは30年以上も続いたお寿司屋さんだったそうです。
人気メニューの一つ「カリフラワーのムース」
同店で人気なのは「カリフラワーのムース」(800円)や「もちもち焼き胡麻豆腐」(700円)、「地鶏そぼろの土鍋ご飯」(1,500円)。どれも素材の味を引き出した優しいあじわいです。
同店オリジナルというラム肉を使った「ラムチョップ西京焼き」
そんな中で、和食店ではなかなか見かけない一品が「ラムチョップ西京焼き」(1,200円)です。西京味噌に2日間漬けてしっかりと味をしみこませてから焼いたメニューです。仕上げに、西京味噌をベースにしたソースをかけて出来上がり。同店のオリジナルメニューです。
約20年間和食の世界にいるという店主の廣川慎吾さんは「ラムの独特クセが西京味噌ととても合うんです」と話します。
味噌と合わせることで、くさみが感じにくくなるんですね。
10種類以上の日本酒のほか、焼酎やワインも取り揃える同店。今夜はお酒と一緒に、和食の料理人が丹精込めて作ったラムチョップを味わってみてはかがでしょうか。
<店舗情報>
「なかふく」
住所: | 東京都渋谷区鉢山町2-4 冨沢ビル1F |
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電話番号: | 03-6416-3389 |
営業時間: | 18:00~24:00(L.O.23:00) |
定休日: | 日曜・祝日 |
アクセス: | 渋谷駅から徒歩10分 |
HP: | http://www.nakafuku.tokyo.jp |
隠れ家的&アットホームなジンギスカン専門店
in三軒茶屋
「三角地帯」の中にある同店
最後にご紹介するのは、三軒茶屋にある「ラムジンギスカン羊々」。三軒茶屋駅近くで「三角地帯」と呼ばれる飲み屋が集結するエリアで2004年にオープンしました。
スタッフが「掘りごたつ形式」と呼ぶ店内のカウンター席
ジンギスカンというと北海道をイメージしますが、店主の小梨治さんは鳥取県出身。鳥取にある標高1,729メートルの「大山」の周りでは、古くからジンギスカンが食べられていたそうで、一家に1台専用鍋があるほどだそうです。
店内は調理スペースを囲むようにカウンター席が設けられています。対面式で、お店の人とはもちろん、隣のお客さんとも仲良くなってしまいそうな距離感です。
ところどころに楽器が置いてある店内
小梨さんは音楽もやっていたことから、ミュージシャンと一緒に楽器演奏で店内を盛り上げることも。楽器セミナーを開催するなど、さまざまな取り組みを行ってきたんだとか。
初めてラムチョップを食べる、という方でもご安心ください。まずはくせの少ないラムを使った「スタートセット」(890円)を注文してみましょう。「ラム肉大好き!」という方は、「ロール」(630円)、「マトン」(730円)、「ラムチョップ」(980円)の順で羊の香りや味が深くなるのでいろいろと試してみるのもいいかも。
オーストラリア産の羊肉で食べる同店のジンギスカン
そしてシメにいただきたいのが、同店名物の「ジンしめの焼うどん」(300円)。ジンギスカンを焼いた鍋をそのまま使って、鍋に残った醤油ダレや味噌ダレで味付けします。肉の脂やうまみがそのまま残っているので、間違いなしのおいしさです!野菜を足したいという方には、ナス、キャベツ、トマト、ほかにもしらたきやしいたけ(各250円)も用意しています。
小梨さんは「ジンギスカンは食べると体が温まるので、寒い日には特におすすめです。ジンギスカンファンのお越しをお待ちしております」と話します。
<店舗情報>
「ラムジンギスカン羊々」
住所: | 東京都世田谷区三軒茶屋2-13-19 |
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電話番号: | 03-3421-1127 |
営業時間: | [月~土] 18:00~23:00(L.O.)、[日・祝] 18:00~22:00(L.O.) |
定休日: | 火曜日 |
アクセス: | 三軒茶屋駅から徒歩3分 |
HP: | http://osietesite.com/gourmet/tokyo/izakaya/youyo |
羊肉を使った料理を提供する3店をご紹介しましたがいかがでしたか? 羊肉好きはもちろん、くさみが苦手という方やまだ食べたことがないという人もおいしくいただけるはず。ぜひ一度訪れてみてください。
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