うがいをするのは実は日本だけの習慣!21世紀になって証明されたうがいの効果

BEAUTY & HEALTHY

2016.12.01
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日本独自の習慣「うがい」その効果やいかに…

風邪を予防する基本といえばうがい・手洗い。「外から帰ったらうがい・手洗いをしなさい」と子どもの頃から言われ続けた人も多いのではないでしょうか。

私たちにとっては身近な行為であるうがいですが、実はその風習があるのは日本だけと言われています。そんなガラパゴス的な風習のためか、研究者のなかにはうがいについて「効果がない」という意見を唱える人も…。

うがいの効果が示されたのは21世紀に入ってから

長らく習慣として日本で続けられてきたうがいですが、その効能がきちんと証明されたのは、なんと21世紀に入ってからです。京都大学の研究グループが、2002~2003年にかけてうがいについて研究を実施。約380名のボランティアを対象に2ヶ月間の実験をし、うがいには風邪を予防する効果があることをつきとめました。

正しいうがいは「3STEP」で

風邪の予防に効果があると証明されたうがいですが、やり方を間違えると効果も半減してしまいます。正しいうがいの手順は3ステップ!きちんとしたうがいで、風邪を予防しましょう。

正しいうがいのやり方

  1. 手やコップに雑菌がついていては意味がありません!まずは手をきれいに洗い、清潔なコップを用意しましょう。
  2. 細菌や食べかすを洗い流すために、水を口にふくみクチュクチュとすすぎましょう。
  3. 新しく水を口にふくみ、上を向いてガラガラうがいを15秒程度行い、吐き出します。「オー」と発声しながらやると喉の奥まで洗えます。

この3つの手順を何度か繰り返せばOK!水だけでうがいをするのも効果がありますが、市販のうがい薬や塩水、緑茶などでうがいをするとより効果が高まります。今年の冬は、正しいうがいで健康に過ごしましょう!

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