温活とは?妊活・ダイエット目的別おすすめ温活方法をご紹介!

BEAUTY & HEALTHY

2018.07.13
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温活はダイエットや妊活にも効果があるって知っていますか?「わたしって冷え性だから仕方ない…」と思って冷え性対策を放置していると、太ったり、生理痛がひどくなったりと悪い影響がたくさんあります。温活は普段の飲み物や習慣に気を付けるだけでできる簡単なもの。ぜひ普段の生活に取り入れてみてください!温活の詳細と温活方法をご紹介します。

温活とは?

暖かい飲み物イメージ

「温活」といっても「結局、何をすればいいの?」と思っている方も多いのではないでしょうか?
温活とは、体を温め、血の巡りをよくするための行動で、楽しく生き生きと生活することを目的とした活動なのです。

また、ストレスをためることで、交感神経が優位にはたらくと、緊張し、体も心も硬くなり、血行が悪くなります。リラックスすると副交感神経がはたらき、体がほぐれて血のめぐりもよくなることが分かってきたそうです。
つまり、体だけでなく、心を温めることも「温活」の一種なんです。

体が冷えるとどんなデメリットがあるの?

体が冷えたり緊張状態が続いたりすると、血行が滞ります。血行が悪くなると「せっかく摂取した栄養が体のすみずみまで行きわたらない」、「リンパ液の流れが悪くなり、老廃物がたまる」、「便秘になる」、特に女性は「生理痛がひどく」なったり「生理が重く」なったりするといった体の不調につながりやすくなります。
夏場は特に、クーラーに当たり過ぎて体がだるい、冷えが原因でよく眠れない、免疫力や食欲が低下、夏バテの症状を引き起こす、などの原因にもなります。
温活で、これらの症状が緩和される可能性があります。

妊活にも効果的?

妊婦さんのイメージ

西洋医学での医学的根拠があるわけではありませんが、東洋医学では、体を温めることが病の予防や妊活にもつながるといわれています。
女性はおなかや子宮の周辺を温めたり、太ももの内側にある大きな血管を温めることが大切といわれています。

加えて、妊活では特に「心の温活」が大事なのではないかといえます。リラックスできる温活方法を自分なりに見つけて、続けていただくのが一番なのかもしれません。思い詰めてしまい、ストレスをためてしまうと血流も悪くなります。心の温活でリラックスを心がけましょう。

ダイエットにも温活が効く?

血行がよくなると、リンパの流れもよくなり、むくみにくくなります。すると脂肪がたまりにくくなる、セルライトができにくくなるといった体の好循環が期待できます。
温活では、なるべく、太い血管が通っているところを温めることがおすすめです。首や手首、足首などといった首が付くところには太い血管が通っているので、それらを温めるのがよい方法といえます。

女性は下半身が冷えやすい?
意識して体を動かしてみて

肩甲骨のイメージ

女性は下半身が冷えやすく、上半身と下半身で2℃も体温の差があるそう。家でもオフィスでも、長時間同じ姿勢でいると、下半身から血流が滞り、冷えの原因となります。時間を決めて体を動かしたりするのもいいですね。

その際、第2の心臓といわれるふくらはぎや大きな血管のある太ももを動かすと、より効果的です。ですが、オフィスなどでは急にスクワットを始めるなどはちょっと難しいもの。そんなときは肩をまわして肩甲骨を動かすだけでも大きな筋肉の運動により、体全体の血流が改善されます。

手軽に始めるなら飲み物で温活

暖かい飲み物のイメージ

食べ物や飲み物でいうと、精製していないもの、白くないものは体を温めるといわれています。白米よりは玄米、白ワインより赤ワインの方が温活には効果的です。
また、一般的に、発酵したものの方が、体を温める効果があるといわれています。例えば、お茶でいうと発酵茶である紅茶は体を温めます。

紅茶に、はちみつとしょうが(チューブのものを1cm程度でOK)を入れるだけで、体を温める効果が上がります。
緑茶を焙煎したほうじ茶は発酵茶ではありませんが、優しい香りが副交感神経を刺激してリラックス効果があるため、心の温活にはとてもおすすめなお茶のひとつです。

続けやすい。おいしい温活ドリンク

1. レンジでチンででき上がり!簡単ホットワイン
ほかにも、赤ワインをシナモンなどの香辛料を入れて温めたホットワインがおすすめです。 作り方は簡単。市販の赤ワインを耐熱容器に入れてシナモンパウダーを一振り(量はお好みで)。あとは、電子レンジで加熱するだけ。お酒やミルクなどのモードがあれば、ボタンを押すだけででき上がりです。

 

2. しょうが入り味噌汁
お味噌汁にきざみしょうがを入れるのも効果があります。もともとお味噌は発酵食品なので体を温めますが、そこにしょうがを入れれば温活効果がさらに高まります。
あまり味噌汁を作らない人でも、インスタントのものにチューブのしょうがを入れるだけでできちゃいます。

 

3. しょうが入りホットコーラ
コーラをレンジで数十秒あたため、炭酸が抜けきらない程度の状態でチューブのしょうがを1cm程度入れてみましょう。ほのかな炭酸としょうがでピリッとおいしいホットドリンクのできあがり。

温活の基本!?白湯の作り方

白湯のイメージ

本来の白湯は、大きな土瓶や鉄瓶でたくさんのお湯を沸かし、適度に冷めたお湯のこと…ですが、こういった方法で作るのはなかなか難しいものです。
「熱めのものが好き」、「ぬるめでないと飲めない」といった好みもあります。

温度や作り方を限定してしまうと、続けること自体が難しくなったり、ストレスになりがちなもの。これでないとダメと方法を限定して続けられないより、自分に合った方法で続けることがなにより大切です。
電気ポットや電子レンジで沸かしたお湯を数分置いて冷ましたものでもよいので、自分が取り組みやすい作り方や温度で続けられるものを選択して継続しましょう。

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まとめ
温活の一番の方法のひとつは「冷やさない」「ストレスをためない」ということでもあります。
夏は電車の中やオフィスなどでクーラーが効いていたり、冷たい飲み物を飲みすぎたり、お風呂をシャワーで済ませてしまったり、意外と体を冷やしやすい時期でもあります。
血行をよくするために、時間を決めて体を動かしたり、ストールなどを持ち歩く、温かい飲み物を飲むなどの対策を心がけて自分が出来る範囲での続けられる温活をしてみるのはいかがでしょうか。

お話をうかがった方

加賀美 大志さん

温活女子会
「温活」を広めるために、手軽に始められる温活情報の発信や取材などの啓蒙活動を行っている団体。温活に関することなら何でもこなすアクティブな女子達が自ら実践しながら温活の普及のために日々奮闘しています。

あたため研究所 温活36.5℃
http://www.atatame365.com/

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