栄養不足が原因かも?肌荒れ解消におすすめのビタミンAを含む食材3つ

BEAUTY & HEALTHY

2017.05.01
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私たちの健康に欠かせないビタミン。中でも、美容と健康に深く関わると言われているのが“ビタミンA”。「最近、化粧のノリが悪い」「肌荒れが続く」と思ったとき、いくらお肌のケアをしてもなかなか治らない…そんなときは、ビタミンAの不足が原因かもしれません。

体の調子を整えるのに欠かせない「ビタミン」は食べ物や飲み物からしか摂取できない

ビタミンは私たちの体の機能を整える、潤滑油のような働きを持つ大切な栄養素。体のなかで作り出すことができないので、食事やサプリメントなどで取り入れる必要があります。中でも、肌や粘膜の健康を保つのに欠かせないのが、ビタミンA。ビタミンAが欠乏すると肌のターンオーバーが抑制され、シミやシワ、たるみの原因になることも。その他にも、視機能を改善する効果やがんの予防・抑制、動脈硬化の予防といった効果があります。

ビタミンAは日本人に最も不足している栄養素

美容と健康に欠かせないビタミンAですが、食生活のスタイルから日本人に最も不足している※栄養素の第1位がビタミンAとも言われているのです。ビタミンAを多く含んでいる食材の代表的なものは下記の通り。

ビタミンAを多く含む食材

うなぎ

ビタミンAは紫外線に当たると壊れる栄養素。土用の丑の日に食べるうなぎは、ビタミンAが豊富で紫外線の強い夏にぴったり。

緑黄色野菜

緑黄色野菜は、体内でビタミンAに変化するベータカロテンが豊富に含まれています。中でもにんじんやほうれん草はベータカロテンが豊富。ビタミンAは油と一緒に摂ると吸収が高まるので、炒め物などにすると良いでしょう。

レバー

栄養素が豊富なレバー。ビタミンCを多く含む食材と一緒に摂ると、レバーの鉄分も効率的に吸収できるようになります。

必要そうなビタミン・栄養素だけに偏って摂取するのはNG!

栄養素はチームで働くもの。1つでも摂取レベルの低いビタミンがあればせっかく他の栄養素が摂れていても十分に力を発揮できません。「美肌になりたいから」とビタミンAばかり摂取していてもほかの必要栄養素が低ければビタミンAの効果も激減。栄養はバランスよく摂取することでその効果が最大限発揮されます。日々の食生活をバランスよく、さまざまな食べ物を摂取するように心がけるのが、美と健康の最大のポイントなのかもしれません。

栄養素を桶の板、中に貯める水を栄養効果に例えると…

※厚生労働省発表 日本人の食事摂取基準[2015年版]と平成25年国民健康・栄養調査結果の概要の比較

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