見落としがちな冬のカビにご用心! 結露を防止する3つのポイント

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2016.12.01
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窓際のカーテンはカビの発生源

梅雨や夏に発生しやすいと思いがちなカビ。ところが、カビの胞子は年間を通じて空気中に浮遊しています。冬だから、とついつい油断すると気づけば家のあちこちに真っ黒なカビが…なんてことにも。

空気が乾燥しがちな冬。実は室内にはカビが好む気温と湿気が!暖房や加湿器、鍋料理の湿気など、冬の室内は意外と湿気が溜まりやすくなっています。

中でも気をつけたいのが窓などに発生する結露。室内で発生した結露は目に見えないカビに汚染されているため、カビが増殖しやすくなっています。

特に窓際に吊るしてあるカーテンは要注意。結露で濡れたままにしておくとすぐにカビが生えてしまいます。 次の3つのポイントで結露を予防し、お気に入りのカーテンや室内をカビから守りましょう。

換気・掃除・暖房がポイント

  1. 1.こまめな換気を心がける
  2. 2.カーテンの汚れやホコリを掃除する
  3. 3.暖房を変えてみる

1. こまめな換気を心がける

晴れた日の昼間は換気扇を回し、換気扇から離れた窓を開けて部屋の空気を入れ替えましょう。目安は1日15分ほど。寒さや外出などで窓を開けるのが難しい場合は換気扇と扇風機・空気清浄器を併用するなどして空気の流れを作りましょう。

2. カーテンの汚れやホコリを掃除する

カーテンがカビやすい原因のひとつに、カビの栄養源となる汚れやホコリがあります。カーテンは、面積が大きければ大きいほどホコリを吸着しやすいもの。掃除機をかけるなどこまめ掃除すればアレルギーなどを予防するだけでなく、カビを防ぐこともできるのです。

3. 暖房を変えてみる

暖房には、湿気を発生させやすいものとそうでないものがあります。ガスストーブや石油ストーブ、ファンヒーターなどは湿気を発生させやすく、逆にエアコン暖房や電気ストーブは湿気を出しません。使用する暖房を見直すのも、湿気を減らす一つの手です。

カビは、一度発生すると完璧には落としづらいもの。生える前に防止するのが一番のカビ対策です。こまめな換気と掃除を心がけ、結露を抑えてカビの発生を防ぎましょう。

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