脱・悪循環で「片付けは大変」から卒業しよう!
LIVING
2016.12.05収納アドバイザー
吉島 智美さん
気を付けているはずなのに、なかなか片付かないおうちのなか。洋服や雑貨、子どものおもちゃなどが散らかっていても「あとでいいや」とついつい後回しにしてしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ片付けをしようとするとつもりにつもった山を前にぼう然…。片付けを始めるのが一層おっくうになり、着手がまた遠のく、といった悪循環になりかねません。
そこで、日々の生活の中で部屋をキレイに保つ、5つの簡単なルールを伝授します!収納アドバイザーの吉島智美さんにうかがいました。
収納アドバイザー
吉島 智美さん
部屋をキレイに保つための5つの考え方
1.ものは収納スペースに収まるだけに
本棚やクローゼット、収納ボックスなど、収納スペースに収まらないほど物が増えたなら古いものを処分したり買い物を減らすなどの努力をしましょう。
2.収納場所を決めておく
特に普段よく使うものは置き場所を決めておきましょう。何も考えずに「いつもの場所に戻す」くらいの感覚がベスト!
3.少しずつこまめに片付ける
週に1回など、まとめて片付けようとすると作業量が増えて大変。気づいたときにちょっと片付けるだけで十分です。
4.完璧に片付けようとしない
片付いている状態を常に保とうとすると気持ちがつかれてしまいます。「ちょっと物が出ているくらいでOK」と思える心のゆとりを持つと気が楽になり、こまめに片付けることにもつながります。
5.周囲の人にうまく甘える
ひとりで全て片付けをしようとするのは大変。まずは自分が見本を見せて、周囲の人に協力を仰ぐなど、甘えることも片付いた状態を継続する上で大切です。
毎日完璧に掃除しなくてもOK!
片付けの最大のコツは「持ち物の数を絞る」「使ったものはその日のうちに戻す」。物の置き場所やルールなどを決めておき、ひとつ身についたらもうひとつ、と、少しずつ上達していけば片付けも楽しめるようになるかも。家じゅうを一気に片付けようとしないで、まずはできるところから少しずつ始めましょう。
[ お話しを伺った方 ]
収納アドバイザー
吉島智美さん
よしじま・ともみ
1969年福島県生まれ。2級建築士。片付けのプロとして整理整頓のコツを多くの人に伝授している。「楽しく」「ラクに」がモットーの収納方法はテレビや雑誌などでも取り上げられている。著書に『「きれい」が続く片付けのアイディア&テクニック』(日本文芸社)がある。
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