掃除のコツを知っていますか?掃除のコツが分かれば効率よく短時間で部屋のすみずみまでキレイにすることができます。特別なテクニックを習得したり、プロの道具を購入したりしなくても、今日からできる掃除のコツと掃除用具の使い方をご紹介します。
- [ 目次 ]
- 掃除のコツ4つ!基本を押さえて効率アップ!
- – コツ①:上から下に掃除する
- – コツ②:奥から手前に掃除する
- – コツ③:乾いた汚れは乾いたまま掃除する
- – コツ④:洗剤は弱いものから使う
- これを知るとやる気がアップする?掃除上手の条件4つ
- – 掃除上手の条件その1:掃除道具は掃除をする場所に置く
- – 掃除上手の条件その2:洗剤は汚れによって使い分ける
- – 掃除上手の条件その3:洗剤はスポンジにつける
- – 掃除上手の条件その4:水とお湯を使い分ける
- ちょこっと掃除ときちんと掃除を使い分けてやる気アップ!
- – 毎日のちょこっと掃除で掃除を楽に
- – 週末はきちんと掃除でスッキリと
- – ダイエット効果も期待できる?
- まとめ
掃除のコツ4つ!基本を押さえて効率アップ!
古くからいわれている「掃除の基本」というのがあります。「昔ながらのやり方で本当にきれいになるの?」と疑問に思いますよね。しかしあなどることなかれ。その「基本」は掃除を早く簡単に終わらせるためには、理にかなっているといえるんです。そこで今回は、基本をおさらいするところから始めてみましょう!
その「基本」には、きれいなところから汚いところへ向けて掃除をすることで、汚れやほこりを溜めないという秘けつや、一度きれいにしたところを汚さないためのノウハウが詰まっているんです。
基本を守ってきっちり掃除するというより、頭の片隅に置いてちょっとだけ意識してみるくらいでもいいですね。
コツ①:上から下に掃除する
高い棚の上やカーテンレール、サッシの桟などに溜まっているほこりを掃除機等で吸い込んでから床掃除をしたりするのが効率的ですね。また、壁やドアでは、特に人の手の届く範囲までに汚れが集中しています。低いところの方が汚れているので、比較的きれいな上から掃除をしていくのがコツです。
コツ②:奥から手前に掃除する
これも①でお話しした、高い棚の上のほこりが下に落ちて掃除の「二度手間」になることを防ぐことと同じような意味合いです。せっかく掃除したところを自分で踏んで汚してしまわないために、奥から出口に向かって掃除をするということですね!ワックスがけをする場合は、特に守るべきポイントです。
コツ③:乾いた汚れは乾いたまま掃除する
ほこりは濡らしてしまうより、乾いたまま掃除機やフローリングワイパー等で集めると効率よくきれいにできます。乾いたほこりを水拭きすると、密着して落ちにくくなることも。乾拭きをして、その後で水拭きをすれば、邪魔なほこりや髪の毛が少ないため、水拭きの効率アップにつながります。
コツ④:洗剤は弱いものから使う
油汚れ等の少ないテーブルの上は水拭きで十分きれいになります。他にも、強力な洗剤を使わなくてもきれいになる箇所はたくさんあるのです。強い洗剤は汚れを一発で落とせるほどの効果が期待できますが、反面、素材表面の色あせや傷を作ってしまうことや、体への悪影響も否定できません。
これを知るとやる気がアップする?
掃除上手の条件4つ
掃除上手の条件その1:掃除道具は掃除をする場所に置く
掃除用具を洗面所や納戸など、1カ所にまとめて収納している家庭も多いのでは?「掃除上手の道への第一歩」は、汚れが目についた時にさっと掃除することです。そのため、掃除用具は掃除をする場所に置いておく方がよりよいでしょう! ポイントはいつでもさっと掃除して、汚れを溜めないことにあります。
掃除上手の条件その2:洗剤は汚れによって使い分ける
洗剤の表示をよく見ると「液性」というのが書かれています。それは、アルカリ性や酸性など、その洗剤のpH値の度合いを表すものなんです。実は、汚れを落とすメカニズムは、「反対の成分を使うことで汚れを中和させること」にあります。油汚れは酸性で、人の組織の成分や水あかなどの汚れはアルカリ性がほとんど。つまり油汚れにはアルカリ性の洗剤、水あかなどの汚れには酸性洗剤を使うのが適しているんです。
掃除上手の条件その3:洗剤はスポンジにつける
洗剤の液だれなどによって表面にシミを付けないために、洗剤を均等に塗布するということは大切なことです。お風呂やトイレなどの一般的な汚れの程度では、そこまで意識する必要はないですが、あまりに汚れがひどい場合は意識してみましょう。また、洗剤をスポンジにつけることで、洗剤を余分に付けすぎないというメリットもあります。洗剤をつけすぎると洗い流すことが大変になってかえって効率を悪くしてしまうこともあるので注意しましょう。
掃除上手の条件その4:水とお湯を使い分ける
油汚れはお湯の方がよく落ちます。食器を洗う時などに、お水を使うと油が白く固まってしまって落ちにくくなるというのを経験したこと、けっこうありますよね!逆に、お風呂全体を掃除したい時は、湯気が出てしまい掃除がしにくいことや、カビ取り剤が湯気の蒸気に混ざるため、目に入ったり、口から吸い込んでしまう危険性があることを考えると、少しぬるめのお湯や水を使うのがいいと思います。
ちょこっと掃除ときちんと掃除を
使い分けてやる気アップ!
毎日のちょこっと掃除で掃除を楽に
出かける前のほんの数分や、お風呂やトイレに入ったついでになどの短い時間に、気づいたところをぱぱっと掃除する「ちょこっと掃除」をしてみてはいかがでしょう?「やれる範囲で」とか「届く範囲で」という気持ちでやるのが大切です。すみからすみまで、なんてがんばり過ぎずに、「四角い部屋を丸く掃除する」くらいの気持ちで時間や場所を限定して掃除をするのがやる気を保つコツですよ!
週末はきちんと掃除でスッキリと
週末など、時間のある時に掃除をする時は、平日にできなかった箇所を徹底的に掃除するのもいいですね!平日にざっと掃除をする際に、気になるけど時間が掛かりそうというところをリストアップしておくのもアリですよ。時間のある時に「きちんと掃除」をする時の効率が格段に上がります!
ダイエット効果も期待できる?
体を動かしたおかげでカロリーの消費につながります。それ以外にも、夢中になって汚れを落としていくと、きれいになった達成感で掃除に集中することで、頭の中がスッキリとしてストレス解消のような効果も期待できます。
昔からよく、トイレ掃除をすると運気が上がるなどといわれますよね。運気が上がるかは別として、確かに、掃除をすることで気持ちがスッキリしたり、ゆっくりと安らげる空間を作ったりすることはできます。やる気アップのコツはなんといっても、がんばり過ぎないこと。「ちょこっと掃除」や「ついで掃除」だけでも十分きれいになるので、そこから始めてみてはいかがでしょう?