窓と部屋の入口に対する机の配置がカギ 勉強の集中力を高める空間づくり

TREND

2018.01.10
アイキャッチ画像

子を持つ親であれば誰しも、子どもには勉学に励んでほしいという思いがあるもの。ただ、「子ども部屋と勉強机はあるけれど、なかなか勉強に集中しない」という悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。連載第三回は、集中力を高める空間づくりについて紹介します。

落ち着かない状態を「気が散る」と言いますよね。文字通り「気」の流れが、その空間で集中できるかどうかに大きく影響しているのです。まずは、「気」を正常に戻す必要があります。

そもそも、気はどのように流れているのでしょうか。いい気も乱れた気も、窓は通り抜けるのですが、壁は通り抜けられません。壁に囲まれた空間は、気が安定します。子どもの頃、押し入れの中で遊んでいて、そのまま眠ってしまったという経験はありませんか。押し入れの中が落ち着くのは、四方が壁に囲まれていて、気が乱れないからなのです。

では、勉強する空間ではどのように考えたらいいのでしょうか。着目するポイントは、窓と部屋の入口に対する机の向きです。下記のことを実践してみましょう。

1. 出入り口を背にして机を配置しない
2. 前後に窓がある位置に机を配置しない

乱れた気でも、机の側面に向かうものであれば耐えることができます。部屋によって間取りが異なると思いますが、可能な限り、上記のポイントを守って机を配置するのがおすすめです。

机の配置ができたら、もう一つ実践してほしいことがあります。保坂さんが提唱する、物の形にある波動を整えることで運気を改善させる「かたち風水」によっても、さらに集中力アップできるといいます。

その方法は、机の天板の裏側に、一辺7cmほどの八角形の紙を張ることです。八角形は卓上に散乱した本や文房具の気の乱れを緩和させ安定に導いてくれるので、落ち着くデスクに生まれ変わります。また、気を集める力がある丸型のアイテムをイスの下に敷くのもおすすめ。例えば丸いラグマットなどでもOKです。やる気が集まりやすくなるでしょう。

子ども部屋だけでなく、自宅で仕事をする人にとっても、集中できる空間づくりをしたいですよね。ぜひ、これらを実践してみてはいかがでしょうか。

保坂昌利(ほさか・まさとし)/
風水師・占術実践研究家

2006年から本格的に風水鑑定を開始。さまざまな風水技法や気感・霊感を用いて、個人・法人を問わず国内外で風水鑑定を行い、その実績は年間200件以上。そのかたわら、占術家を目指す人々へのセミナーを多数実施。運営するサイト「風水コンサルティング」(http://fusui-kantei.com/)は、「従来の風水より論理的」と好評で、月15万人以上訪れるほど人気がある。

pagetop