おうちのリビングは本当にくつろげる? 間違った工夫にご用心

LIVING

2016.12.01
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家具にインテリアに工夫しているはずなのに落ち着けないリビング

おうちの中でもリビングは、家族やお客様が集う憩いの空間。一日のうちで過ごす時間も長いため、リビングの居心地の良さがおうちの居心地の良さを左右すると言っても過言ではありません。家具やインテリアを工夫して素敵なリビングをつくろうとするおうちも多いはず。

ところが、どんなに工夫をしたつもりでも「なんとなく落ち着かないリビング」ができてしまった経験、ありませんか?座り心地の良いソファー、部屋のサイズに合ったテレビ、キレイな観葉植物、季節ごとのおしゃれなインテリア、北欧風も捨てがたい…。あれもこれも気を付けているつもりなのに、出来上がったリビングがなんとなく落ち着けない!そんなときは、リビングの色使いに注目してみませんか?私たちが普段何気なく目にする“色”ですが、色の持つ力は実にさまざま。快適さを感じさせるリビングの多くは、色使いのセオリーが上手に守られたコーディネートがされているものです。

華やかさ≠いつも過ごしたい場所「70%、25%、5%」の鉄則

70% 全体の雰囲気を決めるメインの色

壁や床など、部屋のほとんどを占める部分は、落ち着いた色がオススメ。個性的な色は避け、オフホワイトやベージュなどのクセがなく飽きない色が良いでしょう。

25% サブになる色

壁や床の次に色味を占めるソファーやテーブル、カーテンなど比較的大きめの家具は、色味を揃えると部屋の中に統一感が。暖色系の色を使えば「ゆったり」「温かみ」、寒色系の色は「シャープさ」や「静けさ」を演出できます。

5% アクセントになる色

主張の強い色は、上手に使えばリビングの印象を引き締める効果が。花や小物、クッション、ラグなどで工夫できるポイントです。

「家具やインテリアを工夫しているはずなのに、落ち着いたリビングができない」という人は、アクセントになる色が多すぎたりしているのかも。華やかな空間は気分を盛り上げるには良いですが、ゆったりした時間を過ごすには向きません。リビングのレイアウトを飾り付けたい気持ちはぐっと抑え、まずはお部屋の色味がごちゃごちゃしていないか見直してみましょう。

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