正月太りの“本当の理由”を知って身も心もスッキリ年明けを迎えよう!

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2016.12.27
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太る≠脂肪が増える 正月太りの原因は「食べすぎ」だけではない

年末年始はふるさとに帰省し、久々に顔を合わせる家族とごちそうが並んだ楽しい食卓を囲む人も多いのではないでしょうか。そんな楽しい年末年始を終えて、去年まで着れていた服がなんとなく苦しい…なんて「正月太り」の経験を持っている人は多いのでは?多くの人はその原因を年末年始の食事のせいで脂肪がついたと考えがちですが、厳密に言えば正月太りの原因は脂肪だけではありません。そもそも、人間の体は、個人差があれど短期間で何kgも急激に太れるものではありません。実は、正月太りの要因は脂肪だけではなく「むくみ」が占める割合も少なくないと考えられています。

お正月でむくんだ体を解消する3つの方法

そもそも「むくみ」とは、食べ物などから摂取した老廃物や水分が体に溜まっている状態のこと。大きな原因となるのが「生活習慣の乱れ」と「塩分過多」。生活習慣が乱れると体内に老廃物が溜まりやすくなりますが、年末年始は長期休暇で運動量の不足で生活リズムが狂いがち。また、塩分を多く摂取すると体は体内に水分を貯めこむようになってしまいます。

おせち料理などは保存目的から塩分も多く、食べすぎるとカロリー摂取による体重増加のみならずむくみの面からも太ったように見えてしまうのです。つまり、「正月太り」を解消するためには単に脂肪を落とそうとするだけではなく、むくみを解消するようなダイエットも必要になります。そこで、むくみをとるために効果的な3つの正月太り解消法をお教えします。

①体を温めて血行を改善

体が温まれば血行が改善され、体内の老廃物の流れが良くなります。年末年始はいつもより意識してお風呂に長めにはいるなどするのがオススメです。リンパマッサージなどを組み合わせればさらに◎。

②こまめに体を動かす

生活リズムを正し消費カロリーを増やすためにも、こまめな運動は大切。体を動かさないでいると体内の老廃物も溜まりやすくなってしまいます。ストレッチやウォーキングなど手軽に続けられる運動がむくみ解消のポイントです。

③カリウムを摂取する

塩分が関係するむくみを取る大切な栄養素が、水分の代謝をうながす働きのあるカリウム。多く含んでいる食材としては「パセリ」「アボカド」「納豆」「ほうれん草」などが知られています。

たとえ「脂肪はそれほどついていない」としても、むくんでしまえば外からは太って見えるもの。「正月太り」の特性を正しく理解し、今度の年末年始は「むくみ」にも注目して効果的なダイエット方法に取り組んでみませんか。

※参照:文部科学省『日本食品標準成分表』

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